水虫感染と痛い細菌感染リスクを高める外反母趾と治療

抗真菌薬であるクロトリマゾールは水虫の治療に用いるというのが一般の人にとってはよくあることです。水虫の原因になるのは白癬菌と呼ばれる真菌の一種であり、かゆみを伴ったり、皮膚がただれてしまったりとその症状は様々ものがあります。しかし、概して痛いという状況にはなりにくいのが白癬菌による感染です。しかし、実際には水虫になっていてクロトリマゾールで治療を行っても痛いと感じたり、腫れてきたりしてしまうことも多々あります。これは水虫がかゆくてかいてしまったことにより傷ができ、そこから細菌感染が起こっていることにより引き起こされていることがよくあります。この場合には抗真菌薬であるクロトリマゾールを用いているだけでは回復が見込めず、抗生物質を用いる治療も並行して行う必要が生じる場合も稀ではありません。外反母趾も水虫の原因となるものですが、外反母趾であることによって水虫から痛いという症状が出やすくもなります。外反母趾になっていると靴を履いた際につま先がきついことになってしまいやすく、水虫が繁殖しやすい高温多湿の状況が作られてしまいます。また、靴にあたって小さな傷を作ってしまいやすくなるため、その傷口から細菌感染が起こりやすくなってしまうのです。外反母趾であるということは水虫への感染と、その悪化のリスクを高めるものであるということに留意しておくと良いでしょう。細菌感染へと発展させてしまわなければクロトリマゾールによる根気強い治療を行っていくことで水虫自体の治療は行うことが可能であり、しっかりと塗布を続ければ再発のリスクもなくなります。患部に傷をつけないように気をつけるということが水虫治療では大切です。