乾癬と水虫を治すクロトリマゾールのフケ抑制効果

乾癬は、乳幼児から高齢者まで1000人に1人の割合で発症する疾患であり、女性は10歳代~50歳代まで発症しますが、男性は特に30歳代の発症率が高く男性全体では女性の倍の患者がいるとされています。
乾癬の患部は、通常の皮膚細胞の10倍の以上のスピードで新陳代謝が行われ、過剰な皮膚細胞が厚く積み重なる肥厚状態となり、盛り上がった皮膚部分からは銀白色のフケの様な鱗屑がポロポロと剥離して行く症状が見られます。患部では、過剰な新陳代謝により毛細血管が拡張する為に、赤みを帯びた紅斑が見られます。又、この疾患は、ケブネル現象と呼ばれる特徴があり、ケブネル現象は掻き傷や火傷、虫さされ、ヒゲ剃りなどの傷に加え、衣服やメガネなどの日常的な刺激でも症状が発症します。
乾癬は、明確な発症原因が明確となっていますが、飲酒や喫煙などの生活習慣、感染症、精神的ストレス、遺伝的素因に加え、既往症や合併症が発症に影響を及ぼすとされています。
この疾患患者には、糖尿病や高血圧、脂質高脂血症、痛風、扁桃腺炎、腎炎、肝炎などの患者や既往歴のある人に多く発症する傾向が人が多い傾向が確認されています。この疾患は、発症原因が明確とされていない事もあり、この疾患を完全に治す治療法は確立されておらず、症状が悪化すると治すを繰り返し慢性化するケースが多くあります。
この疾患は、体の至る所に発症する為に頭皮にも症状があらわれ、強い痒みとフケの様な皮膚が多く剥離するので、コールタールやクロトリマゾールなどを配合したフケを抑えるシャンプーが使用されるケースが多くあります。
クロトリマゾールは、水虫やカンジダ症などを治す抗真菌剤であり、エルゴステロールの生合成を阻害し真菌を殺菌します。又、クロトリマゾールの液剤は、非常に強い浸透力があるので皮膚が肥厚し角質化した患部にも有効とされ、フケや痒みの抑制に有効とされています。